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コラム

革靴は、カッコいい。

日本における革靴の大半は、いわゆるビジネスシューズという認識で間違いない。
しかし、ただ黒い革靴を履いている"だけ"のビジネスマンが多すぎやしないだろうか。

毎朝の通勤時、ダークスーツに革靴のビジネスマンを見ない日はないが、駅ですれ違う彼らを特に気にすることはあまり無い。よほどイケメンとか身長が極端に高いなどの特徴が無い限りは…

けれども、ひとたび打ち合わせや営業に来た彼らと対峙した瞬間、特に初対面だったりする時は、誰でも無意識にその服装や髪型などの"身なり"をチェックして、この人はどんな人だろうか?と思考を巡らせる。
そこでまず見られるのが「足元」だというのはよく耳にする話である。

筆者も普段は気にしていないが、改めて考えてみると、顔→靴→時計といった順に気になっていることに気づく。パッと見で少しでも興味が湧いたら、無意識に靴に目が向いている。

自分は違うと思っている人は想像してみてほしい。
もし興味が湧いた目の前の人が、傷だらけで、踵がすり減って薄汚れた革靴を履いているのに気付いたらどうだろう?
その人に対する印象は、多少なりとも必ず悪化するはずだ。
そして、そういう状態の靴には必ずと言っていいほど気づいてしまうのである。

そういうことなのだ。

コレはもう理屈ではない。オトナになって社会に出て革靴を履くということは、絶えずチェックされる環境に身を置くということなのである。

オトナになった男子達は、とりあえずスーツに黒か茶の革靴を買って合わせる。
全くもって正解である。
ただマズいのはその後だ。
革靴を履いている"だけ"の人達は、仕方なく仕事用に買ったワゴンセールのビジネスシューズを、ただひたすらに消費していく。

もっとも地面に近く、汚れや傷がつきやすいアイテムなのにも関わらず、スーツはクリーニングに出しても、仕事用の革靴をキレイにしようとは考えない。

これを読んでくれたみんなには覚えておいてほしい。
革靴には履き方がある。
履き方を分かって履く革靴はカッコいいのだ。
革靴の履き方もわからないオトコがモテるはずがない。(持論w)

革靴とは、ビジネスシューズとは、決して仕方なく仕事用に買うものではない。
自分の印象や外見的価値を確実に高めてくれる、こだわるべきアイテムなのである。

カッコ悪い革靴とは具体的にどんな靴か?

・擦り傷、色落ち、汚れなどがひどい
・かかとがすり減っている
・靴紐がボロボロ
・形が崩れてしまっている
・そもそもサイズが合ってない
・くさい…

身に覚えがないだろうか?
お宅の下駄箱にこんな靴が現役でスタンバイしていないだろうか?
こんな革靴を履いて1日の、いや人生の大半の時間を過ごしていると考えるとどうだろう?
絶えず、あなた自身の印象を悪化させ続けているとは言えないだろうか。

これでは掴めたはずの幸運も、取れたはずの契約も逃げて行ってしまう。

明日からでも遅くはない。
しっかりと自分の足元に意識を向けて、歩き出していただきたい。

次回は、カッコいい革靴の履き方「自分なりの革靴ライフのススメ」

筆者Profile
林田明生(はやしだみょうせい)
革靴をこよなく愛するコラムニスト・クリエイティブディレクター
私見と偏見で自由に書かせていただいてます(笑)
趣味:靴磨き・クルマ磨き・ギター磨き・宴会
その他:どちらかといえばネコ派。
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